スポンサーサイト

スポンサー広告
-- /-- --

スポンサードリンク

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
imobile_pid = "58372"; imobile_asid = "1159150"; imobile_width = 300; imobile_height = 250;

欅坂46 新曲 “二人セゾン”の歌詞を聴いて

未分類
12 /03 2016

スポンサードリンク

【コラム】僕が感じた欅坂46の「新しさ」と「異質さ」――新曲“二人セゾン”を聴いて
デビューシングル『サイレントマジョリティー』の時点で、決然と時代のカオスと不条理を捉えながら《君は君らしく生きて行く自由があるんだ》と突き上げる歌の強さが気になってはいた。
思春期ゆえの大人への反抗心も葛藤も振り切って『世界には愛しかない』と晴れやかな宣誓を突き上げてみせた2ndシングルも、すっかり大人になってしまったはずの自分の胸を震わせるのに十分な眩しさを放っていた。

しかし、2016年11月30日にリリースされた3rdシングル『二人セゾン』で僕はようやく、欅坂46というアイドルグループの「新しさ」と「異質さ」をはっきりと認識するに至った。

欅坂46“二人セゾン”
http://www.youtube.com/watch?v=mNpPQXMgtmw

サビにしてもおかしくないほどの美しいBメロを経て、《君はセゾン》からのサビへと流れ込んでいく、楽曲展開そのもののクオリティの高さも、歌詞に織り込まれたメッセージ性とセンチメントを鮮やかに体現していくこの楽曲のミュージックビデオも、アイドルソングの域を越えたオーセンティックなポップソングとして驚くほどの完成度を備えたものだ。

しかし何より、欅坂46がほかのアイドルグループと一線を画しているのは、イノセントな少女性とそこから生まれるストイシズムそれ自体が、ひとつの高次元なアートとして体現されている点だ。

アグレッシブなアクションやバレエ風のフォーメーションプレイも含め、アイドルグループのダンスの範疇からは明らかに逸脱した「舞踏」と呼ぶべきアクトに象徴される彼女たちのパフォーマンスは、何者にも囚われない10代の情熱と生命力そのものとして映るし、TAKAHIROこと上野隆博による振り付けのひとつひとつを取ってみても、「メンバーの個性や魅力」よりも「楽曲世界の物語性」を最優先事項として表現しようとしていることが容易に窺える。

そもそも「AKB48の公式ライバル=乃木坂46の妹分」的なプロジェクトとして結成された時点で、欅坂46は当初からポップシーンで脚光を浴びることを運命づけられたグループである。
だが、メンバー21名の姿が伝えてくるのは、華やかな檜舞台に立っている高揚感や達成感よりもむしろ、混沌とした2010年代という時代に青春時代を迎えている少女たちのリアルな戸惑いと焦燥感、さらにそれを克服していこうとする意志そのものだ。

そして――そんな欅坂46の「新しさ」と「異質さ」の大きな牽引力となっているのが、『二人セゾン』も含めシングル3曲でセンターを務める平手友梨奈の存在であることは、あえて今さら言うまでもないだろう。

時に山口百恵を引き合いに出して語られる歌唱力や独特の存在感を切り口として、平手友梨奈を高く評価する声は数多あるが、彼女の特異性を最も雄弁に物語っているのはその視線の、明らかにアイドル離れした強さと鋭さだ。

“サイレントマジョリティー”で隊列の中央を決然と闊歩する場面(1:09~)やひとり拳を掲げ立ち上がる場面(3:21~)、“世界には愛しかない”冒頭で見せる魂の叫びなど、過去シングル2曲のミュージックビデオにはそれぞれ、平手の「不屈の衝動」を表現するパートが盛り込まれている。

欅坂46“サイレントマジョリティー”
http://www.youtube.com/watch?v=DeGkiItB9d8

欅坂46“世界には愛しかない”
http://www.youtube.com/watch?v=83vyrFFjiqQ

前述の“二人セゾン”ミュージックビデオでも後半の《花のない桜を見上げて》以降での激しいダンスパート(3:27~)に入る部分で一瞬映る平手友梨奈の眼力の強さに、思わずBABYMETAL“イジメ、ダメ、ゼッタイ”イントロでのSU-METALを連想せずにはいられなかった。
たった1年数ヶ月前、まだあどけなさの残っていた結成当時の佇まいと現在の凛とした表情を見比べると、全国の少年少女の「憧れの対象」としてでもなく、きらびやかな「ポップスター」としてでもなく、アイドルグループという表現スタイルを究極の「自己の解放」「時代との/自分との闘い」の手段として全身で呼吸している彼女の「今」を読み取ることができる。
《生きるとは変わること》《春夏秋冬 生まれ変われると/別れ際 君に教えられた》……「生命」と「変化」をこの上なく色鮮やかに描き上げた“二人セゾン”の歌詞はもしかしたら、今この瞬間も命と情熱を咲き誇らせながら時々刻々変化と進化を続けている平手らメンバーへ向けた、秋元康からの最高のエールなのかもしれない。

時代への闘争宣言的なシリアスな空気感に満ちた“サイレントマジョリティー”、ポエトリーリーディングのパートを持ち込んだ斬新な構成の“世界には愛しかない”に比べれば、世界観的にもサウンドメイキング的にも“二人セゾン”は欅坂46のシングルの中では最もアイドルソング王道に「寄せた」テイストの楽曲ではある。しかしそれでも、いやだからこそ、今作は他のどのグループとも異なる「欅坂46らしさ」をくっきりと浮かび上がらせてくるのである。

12月2日放送の『ミュージックステーション』で“二人セゾン”を披露した後も、12月24日・25日:有明コロシアムで初ワンマンライブ開催、28日「COUNTDOWN JAPAN 16/17」出演、31日『第67回NHK紅白歌合戦』初出演……と決定的瞬間が目白押しの欅坂46。始まったばかりの彼女たちの物語から、もう目が離せない。(高橋智樹)

スポンサーサイト
imobile_pid = "58372"; imobile_asid = "1159150"; imobile_width = 300; imobile_height = 250;
Comment - 0

コメント

非公開コメント

細谷

FC2ブログへようこそ!

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。